PEAKFORM代表のブログ

リハビリテーション×○○○を考えながら、新たな価値観を創造していけたら良いいな。雑多な事から理学療法士としての記事まで色々書いていけたらと思います。

レジスタンストレーニング

レジスタンストレーニング


1.レジスタンストレーニング

ジスタンス運動とは、筋肉に負荷をかける動きを繰り返し行う運動です。レジスタンス(Resistance)は和訳で「抵抗」を意味します。運動する人の状態や目的によって自分の体重(自重)やゴム製のチューブ、ダンベルなどで負荷量を調整して行うことができます。

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shintai-training/resistance.htmlより引用

 レジスタンストレーニングは今や一般的に普及されており、街のあちらこちらにトレーニングジムを目にするようになりました。トレーニングの知識に対する情報にも非常にアクセスしやすくなって来ています。しかし、自分のトレーニングに対する目的に合わせた方法の設定となると一般的な知識のみでは対応が難しい場合が出て来ます。トレーニングの用量(負荷、回数、セット数、頻度など)の調整に限らず、どのような運動をくみあわせなければならないかなど、考えることは山積みです。

「最近運動不足で、階段を登るだけで息がきれてしまう。脚の筋力と持久力をつけたいな。」

「脚を骨折して手術をしました。リハビリをしっかりと行い、退院しましたが、元の生活に戻ってみるととても疲れやすい。しっかりと体力を戻したいな。」

脳卒中で入院をしました。今の動きを維持していくことと、再発予防のために運動を継続していきたい。」

「最近しゃがんだり、立ち上がったりする時に膝が痛い。これ以上膝の痛みを悪化させないためには太ももの力をつけることが重要だって言っていた。太ももの力をつけて、膝の痛みをよくしたいな。」

上記の例のようにトレーニングの目的はたくさんあると思います。これらの目的に合わせてトレーニングプランを組み立てていくわけですが、これらすべての目的に共通なトレーニング部位は「脚」となるような気がしますが、実は脚だけではありません。実際に体の状態を確認しながら、トレーニングを組み立ていく必要があります。また、誤った方法を選択してしまうと、効果が得られにくく、症状がある場合は悪化を招く危険性もあります。これが、「運動を継続すること」の難しさに繋がってきてしまうのです。このような場合専門的な知識と観察力が必要となってきます。理学療法士の強みはこの辺りに発揮

 


されてくるのではないでしょうか?床半力計や筋電図、3次元動作解析装置などを介して身体を観察できる業種です。この経験が療法士の唯一無二の観察眼を創ってくれるのだと思います。